好きって言ってよ! #01 -セイフクの小悪魔-

サークル橘さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、エッチは未経験だけどとっても積極的な予備校生が
大好きな男性と初めてのエッチを楽しみます。

ファーストキスをした直後に嬉しそうな表情を見せたり
おちんちんや精液の形・感触・匂い・味を興味津々な様子で確認するなど
彼女の処女属性を活用した初々しいエッチが行われています。
感情移入できるようにエッチを始めるまでの前置きを長めに取ってるのもポイントです。
巨乳処女の大胆な誘惑
教え子の御上奈津(みかみ なつ)とエッチするお話。

「あーもー わかんないよぉ」
奈津は明るくて優しい声の女の子。
予備校で主人公と二人きりの個人レッスンをしてる最中
問題を解きながら彼の唇を綺麗と言ったり恋愛に関する質問をします。

本作品を彼のことを異性として慕ってる彼女が、軽い誘惑をしてから3種類のエッチに取り組みます。
彼女に処女設定があるの踏まえていきなりエッチを始める展開にはせず
自分の想いをストレートに伝えたり、自慢のおっぱいでやる気にさせてから突入します。

「奈津の隣は いつもいつでも先生のために空いてますよ いつでも飛び込んできていいんだからね」
序盤から積極的に好意をアピールしてくる真っ直ぐな女の子です。
あまあまな声も相まって雰囲気は終始穏やかですしエッチのM性も低いです。
ただし、どのパートも彼女が彼を責め続けるスタイルになっており
彼に自分の体を好きにいじる余裕を与えようとしない思惑も窺えます。

焦らしや寸止めといったはっきりわかるタイプの意地悪はせず
教師である彼の立場の弱さを利用して美味しいところをいただこうとします。

これが彼女が持つ小悪魔な部分のひとつです。
音声作品でこういうタイプのキャラは珍しいですね。

音声開始から最初の2パート11分間は二人がエッチを始めるいきさつを描いたシーン。
警備員以外に来る可能性のない静かな教室で主人公に勉強を教わっていた奈津が
彼の教え方の上手さを褒めつつ自分のことをどう思ってるか探ります。

「自分にとって可愛い生徒たち、か… うーん そういうことになっちゃうのか 先生の中では」
主人公がどう受け答えたかを彼女が言いながら進める掛け合い形式を採っており
教え子と恋愛関係を結ぶことの危うさを彼が感じてるのがよくわかります。
また彼女に抱きつかれると体を強張らせることから女性とのスキンシップにも慣れてないのでしょう。
そんなガードが堅めの男性をどうにかして攻略しようとする姿は聴いてて微笑ましいです。

大人の女性みたいに高度な駆け引きをするのではなく
タイトル通り彼に自分のことを好きと言ってもらえるようにあれこれ話しかけます。
彼女の真っ直ぐさや処女ゆえの恋愛に対する不得手さがセリフに表れていて初々しいです。
小悪魔っぽさを感じる部分もほとんどなく、このシーンは純愛系のボイスドラマとほぼ同じ雰囲気が漂ってます。
男の体をじっくり味わう和やかなエッチ
エッチシーンは3パート27分30秒間。
プレイは乳揉み、キス、主人公のオナニー、手コキ、ローター責め、オナホコキです。
服を脱ぐ、オナニー、手コキ、ローター責め、オナホコキの際に効果音が鳴ります。

「じゃあさ 先生 奈津の胸 触っていいよ」
主人公との会話から好感触を掴んだ奈津は
彼が密かに興味を持ってる自分のおっぱいを触らせてエッチな気分を盛り上げます。

エッチは終始彼女が主導権を握り責め続けます。
一番最初の「ファーストキスだよ?」はお互いの気持ちを確かめる意味合いの強いパート(約10分)。
服を脱いだ彼女のおっぱいを2分程度揉ませてからファーストキスを捧げ
さらに彼にオナニーをお願いしたり自分でしごいて最初の射精に導きます。

「すごい… 頭の中 とろっとろになっちゃいそう」
「(カウパーを見ながら)これ 透明なのにすごくぬるぬるしてる んー ちょっとしょっぱい?」

そして彼女は始めて味わう様々な体験に色んな反応を示します。
状況説明だけでなく彼女の心情描写にも力を入れてるおかげで
エッチをするにあたって彼女が何を思ってるかがわかりやすいです。

プレイのほうはキスが2分30秒、オナニーと手コキが2分と少なめです。
オナニーと手コキで違う効果音が使われてるのは良いのですが
18禁音声にとって重要な実用度が他のパートも含めて弱い印象を受けました。
良くも悪くも彼女のキャラを重視してるエッチだと思います。

続く2パートは道具を使ったプレイ。
「またおっきくなってる?」はローターを、「こんどはこれを使ってみようね。」はオナホを使って1回ずつ射精させます。

「裏側を ゆーっくり 根元から先っちょにかけて」
「先生の精子で また奈津をベタベタにして」

「またおっきくなってる?」は効果音がかなりリアルです。
具体的には同一の音を鳴らし続けるのではなく、彼女のセリフに合わせて音が時々鈍くなります。
おちんちんに軽く触れさせて離す様子を音で表現してるわけです。
またエッチに少し慣れたのか、射精が近くなると男心をくすぐるおねだりも言ってくれます。

「先生の硬くてぬるぬるのおちんちんが 奈津のあそこに入ってくるの すっごく気持ちよさそう」
「こんどはこれを使ってみようね。」は今までよりもセリフの分量を減らし
「ぎゅちっ」という弾力のある水分高めの摩擦音を鳴らしながらキスをします。
プレイ時間が6分30秒と短いのが残念ですが、エロさの密度に関しては最も高いパートです。
ここではやらないことを明言したうえでSEXの実況するところにも彼女の小悪魔っぷりが出てます。

このように、処女が男性の体を味見する比較的ソフトなエッチが繰り広げられてます。
マイルドな作品
奈津のキャラを大事にしながらまったりエッチする作品です。

奈津は前々から好意を抱いていた主人公を落とすために
二人きりになって勉強を教わりながらまずは彼の自分に対する気持ちを確かめます。
そしてまったく脈がないわけでもないのを知った後は女の武器と器具を使った責めで一気に引き寄せます。

エッチを始めるまでの過程もある程度描いたドラマ性のある作り
男性の体に触れて驚いたり喜ぶ彼女の反応を織り交ぜながら進めるエッチ。
彼女の処女属性や不得手さを強く反映させたプレイをします。

「今度は最後まで 奈津といーっぱい ラブラブなエッチしようね」
そして「好き」などの言葉を積極的に投げかけたり後々への期待を持たせつつ
結局はキスだけしか許してないところに多少のあざとさも感じます。
男性の童貞もそうですが、女性にとっての初SEXは特別な意味を持つでしょうし
予備校の教室よりもホテルや彼の家で処女を捧げたかったのかもしれません。

ですがそんな風に好意的な解釈をしたとしても彼女のサービスには疑問を感じます。
彼がおっぱい好きなのを知ってるのにほんの少ししかいじらせませんし
その後も自分の体をほとんど使わず持ってきた器具で射精させようとします。

SEXは無理だとしてもパイズリやパンツを履いたままでの素股くらいならできるでしょう。
精液が胸や股間につくのを気にしたのなら射精の直前で手コキやフェラに切り替えればいいだけです。
恋人同士になるはずなのに彼が望むことをほとんどやらせてあげないところがどうにも引っかかりました。

「表面だけを見ると確かに純愛なんだけど、よく考えればそうでもないよなぁ」というのが私の感想です。
「セイフクの小悪魔」と命名してますからおそらく意図的にこうされたのでしょうけど
実際に聴いてみた感じでは内容が中途半端に映りました。
今の作りではお互いがお互いの良さを打ち消し合ってしまってるかなと。
あまあまラブラブ路線を貫くか、小悪魔っぷりを引き立てるかのいずれかに寄せたほうが良かったと思います。

射精シーンは3回。
くちゅ音(ローター音含む)それなり、淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

キャラは立ってるのだけどエッチとの噛み合わせに首を捻る部分がある作品です。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:00:45(本編…49:16 フリートーク…11:29)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2017年9月30日まで8割引の140円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。